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スーパーバイク2014 第1戦オーストラリアフィリップアイランド

スーパーバイク世界選手権(SBK)第1戦オーストラリアフィリップアイランド の感想。
ごく個人的かつ大雑把な感想で、レース詳報のような内容ではありませんので、あしからず。

長崎物語
放送5分前には銘菓「長崎物語」とお茶をスタンバイ。 (´・ω・)っ旦’’’
スーパーバイクは市販車ベースのレースカテゴリーです。

カワサキレーシングチームでは、連覇を目指すサイクスと、期待の若者バズが継続しています。
一方でライバル陣営には大きな動きがあり、アプリリアに乗って2013年にチャンピオン争いを展開したラバティがスズキへ、BMWに所属していたメランドリがアプリリアへ、ドゥカティワークスは総入れ替えでデイビスとジュリアーノを走らせるようです。
他にも多くの移籍があった模様。
今年はMVアグスタ(イタリア)のマシンも居るみたいなので、注目です。
どこが勝つにせよ、面白いシーズンとなる事を期待したいです。

< レギュレーションが色々変わる >
あまりにも細々した変更まで把握しきれないので、大雑把に調べてみると…。
エンジンの使用台数が8基までで、高価過ぎるブレーキやサスペンションの使用は不可。
ハイチューンできないようにして、後述するEVOクラスとの差が大き過ぎないようにする意図がありそう。
何よりも、レースに掛かる費用を抑えたいみたいです。
今年からSBKクラスとスーパーストックEVOクラスの混走となるようです。
EVOクラスは、スーパーストック1000というカテゴリーと同じエンジンと電子制御、ざっくり言ってノーマルに近い仕様にSBKと同じブレーキやサスを使えるらしい。
将来的には、コストを抑えたEVOクラスの仕様がSBKスタンダートとするのでしょうか?

予選にも変更があり、レースウィーク中のフリープラクティスの総合タイムが予選進出を左右する。
フリープラクティスの上位1~10名は予選2のみを走ればOK。
フリープラクティスの11~20位は予選1を走り、上位2名が予選2へ。 それ以下はここでグリッド確定。
予選2の結果で上位12名のグリッドが確定。
去年MotoGPが採用した方法と同じみたいですね。


レース1
ポールポジションはギントーリ(アプリリア)ですが、2番手にジュリアーノ(ドゥカティ)が入っています。
去年はドゥカティのニューモデル・1199パニガーレのデビューイヤーで、ここフィリップアイランドでチェカが好タイムを出していました。
サイクス(カワサキ)は8番手、去年の成績からしてもコースとの相性はイマイチのようです。
1:ラバティ
2:メランドリ
3:ギントーリ

ギントーリ、メランドリ(アプリリア)のアプリリア2名のワンツー体勢でスタート。
去年はアプリリアが圧勝のコースでしたが、今年もいくのかな。
ジュリアーノ、レイ(ホンダ)、デイビス(ドゥカティ)、ラバティ(スズキ)、バズ(カワサキ)…と続き、サイクスは9番手あたりか。
4ラップ経過でロウズ(スズキ)がハイサイド! 歩いてはいたけど、少々痛そう。
レイから8番手サイクスまでの5名は一つの集団となっている。
ハスラムがリタイアしている映像が映りました。 去年の不振から立ち直れていないのか?

中盤、セカンドグループはラバティが抜け出そうかといった状況。
スズキに乗り換えて迎えた初戦ですが、ラバティは流石ですね。 (・・´;)
バズとサイクスも少しづつ順位を上げている。
上位陣の調子を見る限り、今回のカワサキチームは5番手くらいに入れれば御の字かな。
レースが半分経過したくらいでは、トップルグループとラバティとの差が毎周コンマ1~2秒くらい縮まっており、13ラップ目に3番手へ浮上。
ラバティの力でスズキの優勝が見てみたいような。
…っと、ラバティが2番手へ浮上!

終盤に入ろうかってところで、ラバティトップ。
トップに出たラバティは、そのままギントーリを離さんとする勢い。 1ラップ経過でもう1秒の差です。
そのまま逃げ切って、最終的にギントーリに2.9秒秒差をつけて勝利。
9番手付近で、サロム(カワサキ)とカネパ(ドゥカティ)によるEVOクラス最上位争いがあり、サロムが勝利。
バズが5位、サイクスは7位。 なんとか及第点的なリザルトで踏み止まったかも。

SBK2014第1戦 1
去年から猛威を振るっていたラバティ(画像中央)ですが、スズキに移籍してからも相変わらずですね。
ルール変更によって、アプリリアのパワーアドバンテージが減ったようなので、ここフィリップアイランドでは影響が出たかもしれないですね。

SBK2014 ヨシムラの不二雄社長
スズキのチューニングに協力しているヨシムラの不二雄社長のコメントもありました。
ヨシムラレプリカの革ツナギを持っているくらいにはヨシムラが好きな自分としても面白い展開でした。


レース2
路面温度が上がったようです。
1:ギントーリ
2:バズ
3:サイクス

メランドリが好スタートしたが、1~2ラップで結構激しく順位が変動。
ギントーリ、バズ、メランドリ、レイ、ラバティ、ジュリアーノ…と続く。
レース1とは違った展開となるか?
15番手のロウズがファステストラップで追い上げ中。
7ラップ目でバズがトップに。
これで生じた流れに乗ってラバティも浮上し、2番手。

中盤、ラバティはすぐにバズを捉えてトップに。
サイクスは7番手付近に居るようですが、トップとのタイム差は1.7秒くらいで、そう遅いワケじゃないようです。
上位陣全体が好タイムで走っている状況。
等と書いている最中に、サイクスが一気に4番手となりました。
半分経過でギントーリがバズを抜いて2位へ、そのままトップへ戻る。
一度ポジションを落したギントーリですが、去年同様、慌てる事無く冷静に戦況を窺っているようですね。
上位がバトルしてくれるお蔭か、サイクスがトップグループに追いついてきました。
15ラップ目でラバティのマシンがブロー!? 勿体無い…。
レッドフラッグでレース中断、そのままレース成立となりました。
う~む、ギントーリ、バズ、サイクスのバトルの行方が見たかったなぁ…。
特に、カワサキチームメイト同士が争い、どのような力関係なのか興味あったのですが。
EVOクラスはまたもサロムが最上位みたいです。

SBK2014第1戦 2
バズが初戦から好走していました。
この勢いが継続すれば、カワサキチームの総合力が大きく前進しますね。
デビューイヤーでは大苦戦を強いられていたドゥカティのパニガーレでしたが、今シーズンはかなり改善されているように見えました。


ランキング(上位3名のみ抜粋)
1:ギントーリ  41ポイント
2:バズ  31ポイント
3:メランドリ  28ポイント
開幕戦を良い成績で終えたギントーリ。 今年も手堅くポイントを獲るのでしょうか。
ラバティの速さが目立ったスズキですが、開幕早々、貴重なエンジンを1基失ってしまった?
カワサキチームも、そう悪い出だしでもないと思います。

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Author:Kumpei
ごく普通のバイク乗り。自転車も乗ります。
長崎県民。
1980年生まれ。 
バイクの免許は20歳から。
好きな食べ物は鰻の蒲焼、納豆、カレー、他。

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